楽天アンリミットの捉え方 スマホの契約を考える その4

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さて、楽天モバイルです。

 

 楽天モバイル楽天アンリミットについて

メリットは先着300万人まで1年無料で使えること(春までには300万人へ到達しそうですが)。

デメリットはエリアが狭い(繋がりにくい)、通話アプリ(rakuten link)が使いにくいこと。

 

でしょうか。では、具体的にどういうプランなのかというと、

という、2つの通信環境が1つになっている、けっこう珍しい内容です。

 

楽天リンク(rakuten link)

通話無料というのは、いずれの場合も通話アプリ(rakuten link)を使用した場合です。

どういうアプリかというと、携帯電話の電話番号をIDとして使うLINEアプリ、のようなものです。ただし、電話を掛ける相手はrakuten linkである必要は無く、携帯電話や固定電話も掛け放題です。rakuten linkから掛かってくる場合も、問題なく受話できます。

rakuten linkをインストールした場合も、標準の通話アプリは機能しています。標準の電話アプリを使用して電話をかけた場合は通話料が発生します。

通話品質はLINE電話より上、普通の通話よりは少し落ちる、というのが一般的な評価のようですが、実際に使用している私の親は、特に普通の通話と変わらないと言っています。

Wi-Fiに接続しているときは、その回線を使って通話しているようです。遅いWi-Fi回線の場合は通話が途切れることもあるようです。

 

エリアのこと 

通信に関して、楽天モバイルエリアというのは、楽天モバイルのアンテナが立っているエリアのことです。2010〜2013年ごろのソフトバンクと状況が似ていて、アンテナが立っていないところでは物理的にエリア外になってしまいます。ただ、当時と違うのは楽天モバイルには当時のソフトバンクと違って3Gのアンテナも無いので低速でも繋がるとか、とりあえず通話はできるというようなこともありません。

そこでauローミングエリアです。自社のアンテナでは行き届かないエリアを、auからプラチナバンドの周波数帯を借りることで、不足を補っています。

プラチナバンドは奥まった建物内や山間部などで有利な電波なので、快適に使えます。auのエリアすべてに広がっているわけではないので、一部それでも繋がらないところはあると思います。

 

ahamoと比べて

auローミングで接続した場合、通話品質はもちろん問題なく、5GBまでギガ容量があるので特に大容量を使う予定がなければこれで事足りるのではないでしょうか。

5GBを超過した場合も1Mbpsで通信が可能なので、

  • 通話無料で通信容量5GBまで、超過時は1Mbpsで通信

ということになり、

Docomoのahamoの

  • 通話5分無料で通信容量20GBまで、超過時は1Mbpsで通信

と比べて、通話を重視される方にとっては遜色ない内容と言えると思います。

両者は月額料金はともに2980円ですが、楽天モバイルの場合はさらに楽天モバイルエリア内での通信無制限と1年間無料の特典が付きます。

 

長くなってしまいました。じっさいの楽天モバイルの使い勝手などは、その5で。

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