旧eBookJapan(イーブックジャパン)からの引っ越し、2021年1月

結論としては、現在でも問題なく旧サイトで購入した電子書籍を引っ越しさせることができます。

 

eBookJapan(イーブックジャパン)とは、電子書籍販売サイトのひとつです。

もともとは独立した販売サイトだったのですが、2019年の6月末にヤフーグループの一員になりました。

yahooもyahoo!ブックストアという電子書籍販売サイトをやっていましたが、紙の本はyahoo!ショッピングに移動、電子書籍はeBookJapanと統合ということになりました。

紙の本に関して、最後のまとめ部分に追記があります。

 

www.ebookjapan.jp

 

旧サイトでのサービスは2019年の6月末で終了し、この旧サイト経由で行われていたyahoo内の新サイトへの引っ越し(ライブラリの統合)案内サービスも同年末で終了しているようです(正確な日付は調べたのですがわかりませんでした)。

さて、どうすれば以前eBookJapanで買った電子書籍をまた観ることができるのでしょうか。

とりあえず現状確認

2021年1月のことです。

まず新eBookJapanを見にいきました。

yahooIDでログインすると、本棚に雑誌が数冊並んでいます。

これは以前私がyahoo!ブックストアで購入したものです。

つまり、新eBookJapanの私の本棚に、旧yahoo!ブックストアで購入したものが移動しているということです。

これを、

新eBookJapanの本棚=旧yahoo!ブックストアの本+旧eBookJapanの本

という感じにしたい。

ということで、

次に旧eBookJapanのサイトを見にいきました。

TOPページだけでなにもありません。

 

メールフォルダの過去メールを探ったところ、2019年の3月、6月、8月にeBookJapanから新サイトへの引っ越しを促すメールが届いていました。

そのメールに記載されていた「お引越し手続きのご案内ページ」のURLは既に消滅していてみることができませんでした。

 

web上でできることはなにもないようです。手詰まりです。

お問い合わせメールを送ってみた

ネット上でこの引越しのことを検索してみると、

「引っ越し期間が終わったのでもう自分の旧eBookJapanの本は2度と見ることができない」

というような情報、Twitterのつぶやきが出てきます。

でも私はこれは違うだろうと思っていました。なぜなら、eBookJapanからの引っ越しを促すメールには、引っ越し期限の記載は一切無かったからです。

旧サイトのサービスを閉じる日付が書かれていただけでした。

 

というわけで、旧サイトの一番下の

ebookjapan - お問い合わせフォーム

をクリックして、今から引っ越しするにはどうしたらよいかという問い合わせメール(ラジオボタン:閲覧トラブルについて、を選択)を送ってみました。

翌日、メールが帰ってきました。

  • 旧eBookJapan登録時のメールアドレス
  • 数冊でよいので購入した覚えのある本のタイトル

を記入したメールを改めて送ってくれとのことでした。

そのメールを送った翌日、送った内容を確認しましたとのメールが帰ってきました。

 

確認しましたメールには、手動で統合をするため作業に数日かかること、完了次第再度連絡すると記載されていました。

 

さらに2日後、新eBookJapanの本棚を開いてみたところ、無事引っ越し統合が果たされていました。

yahoo!ブックストアの本と旧eBookJapanの本が同じweb本棚に表示されています。

最初にメールを送ってから4日ほどで無事に引っ越しが済みました。完了連絡メールはありませんでした。

というわけでまとめ

電子書籍というのは、販売サイトが廃業するのでもなければ、意外とずっと閲覧できるものなんじゃないかと思います。今後そのような事が起きても、ほとんどの場合はどこかが引き継ぐでしょう。

ちなみに、eBookJapanの本棚というのはちょっと独特で、背表紙を見せるタイプの本棚表示ができます。

これは、旧eBookJapanのアプリで出来ていたことなんですが、新サイトのweb本棚表示でも引き継いでいました。

eBookJapanのweb本棚 背表紙を見せる

 

私は旧eBookJapanアプリに購入した電子書籍をすべてダウンロードしていたので、時々リンクエラーというものが出るものの、一応閲覧は可能でした。

それで、引っ越し手続きをここまで伸ばし伸ばしにしてしまったわけです。

でも、一年半以上も経って、今からでもなんとかなりました。引っ越し手続きサイトを利用してほしかったとは思われているでしょうけれど。

eBookJapanには、他では手に入らない著者の作品がけっこうありました。それらの販売も引き継がれていますので今後も電子書籍販売サイトとして一定の需要はあると思います。

追記

紙の本の行方をちょっと調べて、新たに記事を書きました。

nekozendo.hateblo.jp