honto(My本棚)とブクログを連携させて蔵書管理する
私の蔵書管理方法について書きます。honto(My本棚)とブクログを連携させて蔵書管理をしています。PC(Mac)利用が前提ですが、ブラウザでできる方法なので、タブレットやスマホのブラウザでも同じことはできると思います。
今のやり方になったのは2年半ほど前、hontoとブクログが本棚のデータを連携できるようになってからです。
それ以前は、電子書籍は各販売サイトでそのまま、紙書籍はブクログに登録していました。
蔵書管理をする目的は、第1であり唯一かもしれない問題、
ダブリ購入を防ぐこと
です。
第2以降の目的としては、その著者の本を何か読んだことがあるのかの確認や、電子書籍であればどこで買ったのかの確認などですが、これは、第1の目的の派生でしかないとも考えられます。
読書メモ・読書感想は、紙のノートを作るか、ブログを作って書く(公開したくなければ非公開で)のが良いと思います。蔵書管理はあくまでも持っている本(読んだ本)のリストです。
hontoのMy本棚機能とは
hontoは、紙書籍と電子書籍の通販サイトです。購入した書籍はMy本棚というカタログ・ライブラリ機能で一覧することができます。
同様の販売サイトは他にもAmazonや楽天ブックスなどがあります。
hontoの他との違いは、紙書籍もMy本棚に表示されることです。hontoで通販購入した書籍、ジュンク堂書店などの実店舗で購入した書籍が自動でMy本棚に入ります。
さらにココが特徴(書籍の登録方法)
また、My本棚に登録した紙書籍は自由に削除が可能です。新たに登録することも可能です。紙書籍だけでなく、電子書籍を登録することも可能です。
つまり、Amazonで購入したKindle書籍や、近所の新刊書店で購入した本(紙書籍)もMy本棚に登録してしまうことができるのです。
これは、他のサイトにはない機能です。
あらゆる場所で購入した書籍を登録して、hontoのMy本棚でまとめて管理することが可能です。図書館で借りて読んだ本を登録することもできます。
紙書籍の通販は、楽天ブックスとyahoo!ショッピング・paypayモール内のbookfanでの購入が、他よりもポイントが多くつくのでお得です。楽天のSPUが高い場合は楽天ブックス、ソフトバンクやワイモバイルの契約がある場合はyahoo!ショッピング・paypayモール内のbookfanを選ぶと良いと思います。
同じ本でも、紙書籍と電子書籍を別々に登録することが可能です。ここは厳密に・意識して登録しておいたほうが後々使いやすいデータになります。
テーマ棚機能について
My本棚に登録した本についてできることはあまり多くないのですが、レビュー(公開)を書いたり、未読・読了などの読書状況の設定、読書メモ(非公開)などを書くことができます。
それ以外に、テーマ棚というタグのような機能があります。
私の場合は、「Kindle」「kobo」「bookscan」「図書館」「家の本棚」などのテーマ棚を作って各書籍に少なくともどれかひとつを付けています。
「honto」というテーマ棚も作ってつけています。
テーマ棚は最大10個まで作成可能なので、ある程度の吟味が必要です。
My本棚内での検索
上記のテーマ棚で絞り込み検索が可能です。そこからさらにキーワードやタイトル・著者名での絞り込みも可能です。
また、honto側で設定されたジャンル分け(小説・漫画・趣味・哲学など30項目ほど)での絞り込みを併用することも可能です。
読書状況での検索も可能です。
アプリとの連携
honto with というアプリでMy本棚に登録した本を見ることができますが、テーマ棚は反映されておらず、アプリ上のMy本棚内での検索もできません。
しかし、honto with内で書籍をタイトルやISBNで検索すると、その検索結果に本がMy本棚に入っているかどうかは表示されるので、ダブリ購入を防ぐ助けになります。
ブクログとは
ブクログは蔵書管理ができるwebサイト(アプリもあります)ですが、じつは読書管理が主目的かもしれません。登録した書籍にレビューを書き、それをサイト上で公開共有してお互いにイイネ(ハートマーク)をつけたりすることができます。
私は過去に、読んでいない本のレビューを書いていくつイイネを貰えるか、というような遊び方をしていました。
書籍の登録方法
ブクログへの書籍の登録方法は、1冊ずつ検索して検索結果に出たタイトルの登録ボタンを押す、という結構面倒な作業です。
数冊程度では問題ないのですが、冊数が増えたりシリーズ物、例えばこち亀全200巻を一気に登録したりはかなり手間です。
というよりも、検索結果からこち亀全200巻を登録するのは難しいです。
ブクログの検索機能を試してみるとわかるのですが、ちょっとクセがあって、さらに検索結果全部を見ることができない場合があるからです。
これは、基本的にはAmazonでの検索結果を引きつつ、他サイトの検索結果も混在しているためかと思われます。
インポート機能にISBN一括登録という方法があるのでそれを使うか、1巻ごとに検索して登録していくしかありません。
本(紙書籍)と電子書籍は区別されるので、厳密に登録しておいたほうが良いです。ブクログ本棚上でも本と電子書籍は表示が異なります(電子書籍は黒枠で囲まれます)。
ブクログ本棚の機能
カタログとタグを自分で設定して各書籍に設定することが可能です。カタログは1冊にひとつ、タグは複数つけることが可能です。
カタログはジャンル分け、タグは例えば「ブログに感想あり」などのちょっとした付箋を付ける感覚で活用することができます。
他に、レビュー(公開)・読書メモ(非公開)・読書状況や、インポート・エクスポート機能などがあります。
ブクログ本棚内での検索
自動的に行われるジャンル分け(本・電子書籍・漫画など)や読書状況、また、各書籍に5段階の星評価を設定することが可能なので、その星数などでの絞り込みが可能です。
カテゴリ・タグでの絞り込みも可能です。
書籍タイトル・著者名・キーワードでの絞り込みも併用可能ですが、ちょっとクセがあります。
アプリについて
iPhoneアプリのみカテゴリの一括登録が可能で便利ですが、iPadアプリではないので注意が必要です。
hontoとブクログを連携させる意味
どちらかひとつで良いのではないか、また、ブクログだけで良いのではないかとも思えますが、連携して維持していくことにはメリットがあります。
一度連携してしまえば、管理する手間は1つだけの場合とさほど変わりません。連携機能がかなりシンプルで強力だからです。
hontoを連携させるメリット
これは、登録時の検索のしやすさに尽きると思います。
ふたつを連携させた場合、どちらかに登録した本は自動的にもう一方にも登録されますが、その登録時の検索機能はhontoのほうが使い勝手が良いです。
ブクログは検索機能にクセがあります。例えばISBNで検索してもたどりつけない場合があるのですが、hontoは問題なく目的の本を探し出すことができます。
基本的にはhontoで登録してブクログへ自動連携させることになります。
また、前述のhonto withアプリによる出先でのダブリ購入を防ぐ確認作業がやりやすいです。蔵書管理の具体的かつ最終的な目的はコレなのです。
ブクログを連携させるメリット
ではなぜブクログを連携させるのか。
これはデータをインポート・エクスポートできるからです。
hontoにはこの機能がありません。まず無いとは思いますが、honto上のデータが飛んでしまった場合の個人でのバックアップは、ブクログ連携させて取っておくしかないのです。
hontoにはない融通のきくタグ機能なども使えます。
さらに、ブクログはオリジナルの本を登録することができます。これは例えば同人誌などが想定されていると思うのですが、ネット上の書籍販売サイト(honto・Amazonなど)に書籍カタログデータがない本でも、自由にタイトルなどを決めて自分の本棚に登録していくことが可能です。
超人ロックという漫画のシリーズがあります。最初の連載は少年画報社のヒットコミックスというレーベルに全38巻で収められていますが、このシリーズの数巻分のカタログがネット上に存在しません。
古い本のデータの大元になっていると思われる国立国会図書館のデータにもありません。こういう本をオリジナル登録します。
つまり、hontoでは登録できないけれど、ブクログではオリジナルアイテムとして登録ができるので、自分の本棚・蔵書リストとしてはブクログの本棚が完全版ということです。
各本棚に登録されている書籍の冊数は、
(ブクログの登録冊数)-(ブクログのオリジナルアイテム登録数)=(HontoのMy本棚登録冊数)
という関係になります。
じっさいの連携と運用
連携は一方のサイトからもう一方のアカウントを登録するという作業で、特に難しいことはありません。
連携後に登録した本は、即時反映はされません。
honto→ブクログは翌日のお昼12時半頃
ブクログ→hontoは翌日の早朝
に反映されます。
honto→ブクログは連携本の取捨選択ができるワンクッションを挟み、
ブクログ→hontoは直接My本棚に取り込まれます。
連携はほぼ問題なく行われます。一部ISBNが不明なものは連携されないことがありますが、それらはそれぞれ「連携されていない本」というリストに掲載されるので、取りこぼされ行方不明になることはありません。
ブクログで登録したオリジナルアイテムは連携されず、「連携されていない本」リストにも載りません。
また、連携されてもう一方へ反映されるのは連携作業完了後に登録した本のみです。それ以前に各サイトに登録した本は個別に登録していく必要があります。
ブクログ側の既に登録した本に関しては、データをエクスポートして新しいアカウントをhontoと連携させたあとにインポートするという方法で連携反映させることが可能です。
改めて書いておきますが、登録時には紙書籍と電子書籍は厳密に管理しておいたほうが良いです。
紙書籍は手放す可能性がありますが、電子書籍は半永久的です。また、実は本のタイトルは一緒でも内容が少し違う場合があるので、レビューや読書メモなどに不都合が出る場合があるからです。
基本的には
hontoで登録してテーマ棚を設定
翌日にブクログで連携状況を確認して反映
という運用になると思います。
私の個人的な運用になりますが、私はBOOKSCANという蔵書電子化サービスを使っています。このサービスは依頼ごとに書籍のリストを確認することができるのですが、このリストの各書籍にブクログ登録ボタンがついています。
都度検索しなくてもクリックするだけでBOOKSCAN本のブクログ本棚への登録が可能です。
私が連携機能の実装前に紙書籍の蔵書管理にブクログを使っていた理由がこれです。ちなみに、BOOKSCAN本はpdfデータであり電子書籍と呼んでも差し支えないと思いますが、私は紙書籍として扱っています。
購入予定の本(ほしい本)の扱い
やり方は色々あると思いますが、私の場合はhontoのほしい本機能を活用しています。
hontoの検索結果のリストにマウスカーソルを乗せると右上にハートマークが出るのでクリックするとほしい本としてチェックされたことになります。
hontoのほしい本機能は、ほしい本としてチェックを入れてもMy本棚には入りません。別の本棚として機能しているイメージです。
ほしい本リストの各書籍からMy本棚に登録(同時にほしい本リストからは削除)ということもできるので、シリーズ物の登録時にはこのほしい本機能を経由してMy本棚に登録すると作業が楽になります。
このhontoのほしい本リストに入った書籍は、ブクログに「読書状況:読みたい」として連携反映されてしまいます。連携はほしい本として登録したときの1度だけなので、私は連携されたブクログ側の書籍を適宜削除しています。
ほしい本を入手して登録がMy本棚へ移動した場合、再度ブクログに自動で連携されます。
まとめのようなもの
ここまでやって、できることはダブリ購入を防ぐことだけなのかという話です。
私はこれまでに1000冊ほど電子書籍を購入していますが、3冊ダブリ購入しています。
紙書籍も雑に記録を取るようにしてから3冊あります。
現在のやり方にしてからはダブリ購入はありませんので一応の役には立っていると言えます。
しかしブクログ側のタグ機能を使って、非公開のブログに書いてきた読書メモともある程度連携を取れるようになったり、honto側でのジャンル絞り込みを使っているうちに購入した記憶がない本を発掘できたり、それなりに違った活用方法もみえてきています。
本棚を整理するということは脳の外部記憶装置を整理するということなのかとも思います。
なにより、PCでブクログの本棚をスクロールさせてみていると、なんとなく楽しくなってくるのです。