Rakuten WiFi Pocketを買うてみた スマホの契約を考える その10

メイン電話番号のSIM契約は最終的に楽天モバイルに持っていく予定ですが、間に1年間ソフトバンクスマホデビュープランを挟むことにしました。

現在の契約:ソフトバンクの4Gケータイ契約

変更予定の契約:ソフトバンクスマホデビュープラン

さらに1年後に変更予定の契約:楽天アンリミット 

ソフトバンクスマホデビュープランは、加入条件をクリアすると1年間はかなり安く持てて(990円税込)yahooプレミアム料金も無料という好条件なので、はいれるのであれば利用しない手はないなと思った次第です。同時に安い5Gスマホを購入予定です。

ちなみにスマホデビュープランは5分無料通話で通信1GBですが、契約したスマホ以外へSIMを差し替えると通信不可になるIMEI制限が掛かっています。

ソフトバンクAndroidスマホはすべてこのIMEI制限が掛かっていますが、先日のLINEMO発表会で改善できるかもしれないという発言がありました。もし撤廃されるとDocomoと同等になり使い勝手が良くなると思います。

 

で、その間の1年間も楽天アンリミットを新規で契約して併用することにしました。300万人まで1年無料キャンペーンがそろそろ終わりそうなので。

楽天アンリミットの複数回線の考え方

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楽天アンリミットは個人で5回線まで契約可能で、1回線目が通信1GBまでの利用で無料、2回線目以上は基本料金1078円で3GBまで通信可能、あとはそれぞれ段階制で上限3278円というのが新プランの内容です。

また、2回線目の契約のあとに1回線目を解約した場合は2回線目の扱いが自動的に1回線目の1GBまで無料になるようです。

1年間の料金はどうなるのか

間にスマホデビュープランを挟んだ場合は、yahooプレミアム料金を考慮すると合計990円-508円=482円となります。

ソフトバンクスマホデビュープラン 990円(yahooプレミアム料金508円含)

新規で楽天アンリミットを契約(1年間通信無料)

メイン回線をそのまま楽天アンリミットへ移動した場合はyahooプレミアム料金508円がそのまま発生するので、使い勝手など他にも考慮すべき要素はありますが、実は間に挟んだ方が月額が少し安くなります。

楽天アンリミットの機種選び

検討の結果、最終的にRakuten WiFi Pocketを選びました。届いたあとにいろいろ使い方を試した結果、古いスマホ(壊れかけ)に挿して運用することにしたので、SIMのみの契約でも良かったかもしれません。

 

楽天ポイントで帰ってくるとはいえ持ち出しをなるべく少なくしたいと思ったのでRakuten WiFi Pocketを選択しました。

rakuten miniも1円だったので少し考えたのですが、ソフトバンクスマホデビュープランへの契約変更時にスマホを新しく1台購入予定なので台数を増やしたくないのと、残念ながら私が申し込もうとしたタイミングでは品切でした。

挿し替えて使いたいとも思っていたのでesimもネックです。

Rakuten WiFi Pocketの設定と使ってみた感想 

 モバイルWi-Fiルーターを使用するのは久しぶりだったのですが、特に設定の必要もなく、すぐに使えるようになりました。 

 裏蓋を昔のガラケーのようにバリバリと剥がしてSIMとバッテリーを入れて、電源ボタンを長押しでオンすると、数十秒で電波を掴みます。電源ボタン以外にもう一つWPSというボタンがあるのでこれを押すと使用状況やSSID・パスワードが表示されます。

 切るときも電源ボタン長押しです。

 

スマホから接続してみてとりあえずスピードテストをしてみたところ、10Mbpsぐらいでした。これはたぶんauローミングだったと思います。

さらにブラウザから

「192.168.0.1」

と入れてみたところ管理画面に入れました。

ログインIDとパスワードは両方とも

「admin」

です。このあたりも標準的な仕様です。

ざっと設定項目をみて、電波強度を最大(デフォルト)、スリープをオフ(デフォルトは5分)にしておきました。

持ち出す

とりあえずここまでやって、接続したスマホAmazon music HDをストリーミング再生しつつ、近所を散歩してみました。私の住んでいる地域はマップ上は楽天エリア内です。

ストリーミング再生の音質設定は自動にしています。特に音楽が途切れたり音質が劣化したりすることもなく、散歩が終了しました。

 

帰宅後、Rakuten WiFi Pocketの設定などを検索してみると、掴む電波(楽天の電波かauローミング)を手動で設定できる方法があったので試してみました。

一旦接続をオフにすると接続設定項目の手動を選択できるようになります。最初に触ったときはここがグレーだったので、設定できない項目なのかなと思っていました。

 

手動で掴む電波を選べるのですが、まず検索が必要です。このとき、楽天エリア外や室内だと、検索結果に楽天回線(44010)が出てきません。私の場合は家のすぐ外で検索してみたら出てきました。

44010を選んで、さっきオフにした接続をオンにします。

このとき、気を利かせてルーターを再起動(電源オンオフ)してしまうと手動でした設定が全部消えて自動に戻ってしまうので注意が必要です。

持ち出す2度目

楽天回線(44010)のみを掴むようになったルーターと共に先ほどと同じ条件で近所に買い物に行って帰ってきました。

1回目も途中で何度かやったのですが、このときはスピードテストで25Mbpsぐらい出ました。1回目は10〜12Mbpsぐらいだったので楽天回線のほうが速かったのですが、思ったほどではありませんでした。このルーターはエントリークラスなので性能などの影響もあるのかもしれません。

音楽のリスニングの感想は変わらず。 

持ち出す3度目

翌日、my楽天モバイルをみると契約内容が表示されるようになっていて、auローミングの高速モードをオフ(つまり節約モードをオン)にするボタンが見えるようになっていました。

届いた当日は契約内容がありませんとの表示だったのでなにも設定できなかったんですよね。

高速モードをオフにして、あと、楽天モバイル決済とか、国際通話とかも全部オフにしておきました。

 

その状態で昨日と同じ条件で車で外出。手動で楽天回線を掴む設定はやりませんでした(結構面倒)。カーナビやBluetoothで音楽を飛ばしてリスニングしたりしたのですが、特に問題なく使用できました。

スピードテストをしてみると高速モードオフの状態なので当たり前ですが1Mbps弱でした。

 

昨日の高速モードオンの状態では気にならなかったのですが、オフの状態だとブラウザの検索やアプリの通信するタイミングで少し待たされるようです。

使い勝手のまとめ

my楽天モバイルをみると、auローミングの残を確認できる以外にも、月ごとや直近1週間分の細かい接続状況を確認することができます。

手動固定せずに使った場合は、楽天回線とauローミングの使用割合は1:9ぐらいでした。

このあと、SIMを古いスマホに挿し変えて運用することにしたのでRakuten WiFi Pocketは早くも使っていない状況なのですが、もし使い続けるとしたら、手動で楽天回線を掴む作業はせず、結局面倒になるので高速モードのオンオフもせず、スマホを使っていて遅いなと感じたときはWi-Fiを切ってスマホに挿しているSIMで通信するという使い方になると思います。

 

それでも、カーナビと音楽再生の通信容量を逃がすことができるのはかなり節約になると思うのであると便利だと思います。そのうち楽天エリアも充実してくるわけですし。使い方にもよりますが、スマホに挿すSIMの通信容量はあまり大きくないもので大丈夫そうです。

以前、プラチナバンド(BAND19)を掴まないスマホをDocomoSIMで運用していたことがあるのですが、そんなに不便を感じることはありませんでした。楽天も、プラチナバンドがなくたってアンテナ密度が上がってくれば大丈夫なんじゃないかなと思っています。

さらにまとめのようなもの

楽天アンリミットを契約するときに元々考えていたのですが、古いスマホにRakuten WiFi Pocketで契約したSIMを挿し替えて使ってもかなり快適です。通話も無料でできます(利用規定に反することもありません)。ただ、多少設定で迷う部分はありました。 

 

なので、最初からSIMのみで契約すれば、ポイントが多く貰えたかもしれないなとは思います。

私が今回申し込んだときに貰えるであろうポイントは、

紹介者キャンペーンの1000ポイント

初めてサービスを使うごとに1000ポイント

の2つ。

SIMのみ契約だと、これに

誰でも貰える5000ポイント

が追加されるようです。

 

ただ、Rakuten WiFi Pocket実質1円キャンペーンの細則にこの誰でも貰える5000ポイントは適用されないとは書かれていないので、もしかしたら私も5000ポイント貰えるかもと思ったりします。

 

古いスマホにSIMを挿し替えた件の記事

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