2022年3月末までのy.u mobile(ワイユーモバイル)とY!mobile(ワイモバイル)を比較する
2/1にワイモバイルの「シンプルS/M/L」の内容が改定され、2/18から提供を開始するそうです。
2/17までに旧プラン(スマホベーシックプラン)を契約すると2・3月の月額基本料が無料になるキャンペーンも合わせて実施されるようです。
y.u mobile(ワイユーモバイル)とY!mobile(ワイモバイル)を2022年3月末まで契約した場合の金額を比較してみます。
なぜ2022年3月末かというと、y.u mobile(ワイユーモバイル)のキャッシュバックを貰えるタイミングだからです。
契約は新規の音声SIM、価格表記は税込です。
Y!mobile(ワイモバイル)を2022年3月末まで契約した場合
2021年2月17日までに契約
スマホベーシックプランM(10MB増量キャンペーンで13GB)
契約事務手数料 0円
2月基本使用料 0円
3月基本使用料 0円
4月基本使用料 3278円(新規割適用)
5月からシンプルM(15GB)にプラン変更(手数料無料)
5月〜2022年3月まで11ヶ月間の基本使用料 3278円×11ヶ月=36058円
合計 39336円
Y!mobileオンラインストア ヤフー店経由で申し込んだ場合、paypayボーナスが10700円分もらえます。適用条件から、念の為4月までスマホベーシックプランを維持します。月額は変わりませんが、シンプルMのほうが3GB通信容量が多いです。
契約時にスマホベーシックプランR(14GB増量キャンペーンで17GB)を選んだほうが良さそうにも思えますが、プラン変更の手間が増えます。
合計金額 39336円からpaypayボーナス分10700円を差し引いて28636円。
これを13で割って月額2203円。
y.u mobile(ワイユーモバイル)を2022年3月末まで契約した場合
シェアプラン20GBを契約
エントリーコード 490円(モバレコストアにて購入)
契約事務手数料 0円
SIM発行手数料 440円
3月基本使用料 0円(モバレコストアのリンクから契約すると契約月使用料が無料)
4月〜2022年3月まで12ヶ月間の基本使用料 4378円×12ヶ月=52536円
合計 53466円
モバレコストア経由での契約時に13ヶ月間利用で適用されるキャッシュバック 22500円を受けることができます。
契約手続き完了から5日後、または届いたSIMで通信を開始したタイミングが利用開始日になるそうなので、2月末にweb上で契約して3月頭に届いたSIMで使用を開始するのが良いと思います。
合計金額 53466円からキャッシュバック分22500円を差し引いて30966円。
これを13で割って月額2382円。
シェアプランは音声SIM合計2枚を料金内で運用できますが、2枚目の音声SIM発行には別途登録事務手数料3300円とSIM発行手数料440円がかかります。
比較してみる
y.u mobile(ワイユーモバイル) 月額2382円
Y!mobile(ワイモバイル) 月額2203円
y.u mobile(ワイユーモバイル)のほうが月額179円高いです。
しかし、U-NEXTや修理保険がつくことを考えるとむしろ安いと思えるのではないでしょうか。
しかし、Y!mobile(ワイモバイル)にはヤフープレミアム利用料金508円が含まれているので、その場合の差は179+508=686円です。
それでもy.u mobile(ワイユーモバイル)のほうがお得に思えますが、ちょっと考えてしまう、金額かもしれません。
個人的なまとめ
メイン電話番号の回線(ソフトバンク・通話かけ放題通信不可・3月末割引終了で維持費が高くなります)を楽天アンリミットに移動して0円の通話SIMとして使い、y.u mobile(ワイユーモバイル)かY!mobile(ワイモバイル)のどちらかで通信をまかなおうと思っていました。
しかし、どうやらそのメインのソフトバンク回線、スマホデビュープランに移行できるようなのです。
スマホデビュープランは1年間990円で通話5分無料通信1GBのプランです。しかしスマホを新たに購入しなければいけないことと、IMEIロックがあるので購入したスマホ以外での通信1GB分の利用が難しいことが少しネックです。
ただし、yahooプレミアム利用料金508円は含まれます。
y.u mobile(ワイユーモバイル) 月額2382円
の場合、合計3372円です。
さらに楽天アンリミットを契約しておくと、かなり使い勝手が良くなる気がします。
この運用の場合は、y.u mobile(ワイユーモバイル)の2枚目の音声SIMは要らないかもしれないし、新たにスマホを買うならどれが良いの?など、いろいろと考えることが増えてしまいます。
でも、それが楽しいんですけれどね。
通信品質について
最後にy.u mobile(ワイユーモバイル)の通信品質ですが、Y!mobile(ワイモバイル)には及ばないと思います。現状、y.u mobile(ワイユーモバイル)は格安SIMにしてはかなり速いとの報告が上がっていますが、契約者数が増えた場合はどうなるかはわかりません。
そこそこの速度が出れば文句はない、という人に限ると思います。
ストレスを感じる可能性は減らしたいと思うのであればY!mobile(ワイモバイル)。
Amazonで古い文庫本を検索する
緋友禅という小説があります。
今回の例として取り上げます。
著者は北森鴻。
2003年に文藝春秋から単行本。
2006年に同じく文藝春秋から文春文庫として文庫化 (ISBN:4-16-767972-8)。
2013年に文春文庫版が電子書籍化。
2021年に徳間書店から徳間文庫として新装版が出版 (ISBN:978-4-19-894615-9)。
徳間文庫版は文春文庫には無かった解説がついているようです。
現在、
文春文庫版の電子書籍
紙書籍として徳間文庫版
が併売されています。
Amazonで書籍タイトル検索してみる
書籍タイトルで検索してみると、この出たばかりの徳間文庫版のカタログにたどり着きます。
語句だけの検索だと、がんばってもなかなか文春文庫版のカタログは表示できません。
ちなみに、この徳間文庫版のカタログは
文春文庫版のKindle
文藝春秋版の単行本
が別エディションとして選択できるようになっています。
どうせなら、旧文庫としてここに文春文庫版へのリンクを掲載してくれるとよいのですが。
ISBNでAmazon検索してみる
文春文庫版のISBNを用いてAmazon検索してみると、文春文庫版のカタログが現れます。
こちらも、
文春文庫版のKindle
文藝春秋版の単行本
が別エディションとして選択できるようになっています。
お互いの紙書籍が無視されている状況です。
単行本、文春文庫版に関しては、品切・絶版のため中古のみの取り扱いです。
hontoでの検索結果は
hontoで書籍タイトル検索した結果は、
徳間文庫版が1番目
電子書籍(文春文庫版)が2番目
3番目がシリーズの別タイトルの電子書籍、
そして4番目に文春文庫版がきます。
だからなんなのという話ですが
ブクログ、という読書管理・蔵書管理のためのwebサイト・アプリがあります。
ここは、電子書籍はいろいろなサイトから検索結果を引っ張ってこれるのですが、紙書籍はAmazonの結果のみが表示されます。
緋友禅も書籍タイトル検索だけでは文春文庫版にはたどり着けません。
蔵書管理の本棚であれば新旧の文庫のどちらを並べるのか、にはこだわりたいところですが、そのためにはブクログの検索窓にもhontoで調べたISBNを入れる必要があります。
つまり、このような場合はAmazonに起因しているのですが、ブクログの検索は他にもかなりクセがあるので使いこなすのはけっこう大変かもしれません、という結論です。
この作品は、シリーズものの1冊です。かなり読みやすく面白い小説です。
今から読むのであれば徳間文庫版で読むのが良いのではないかと思います。
楽天モバイルの新プラン スマホの契約を考える その9
スマホのSIM契約を2回線契約して、メインの回線(携帯電話番号)を楽天アンリミットにしてしまうのが一番オトクではないかという話をします。
メインを楽天アンリミットの通信量1GBまで0円プランで運用して、サブを状況に応じて切り替えるという使い方です。
本日(2021/1/29)発表されて、2021年4月から適用される楽天アンリミットの新プラン(Rakuten UN-LIMIT VI)をみて考えたことです。
楽天アンリミットの新プランの概要
新プランですが、楽天は常にプランはひとつと言っているので、既に楽天アンリミットを契約している人は、自動的にアップグレードされます。
通話は無料(rakuten linkアプリの使用が前提)
・月間1GBまでの通信は0円
・月間3GBまでの通信は980円
・月間20GBまでの通信は1980円
・月間無制限の通信は2980円(おそらく1日10GB制限)
プランはひとつと言いつつ、4つのプランを内包していると思います。
そして4つ全てでこの楽天アンリミット6を上回るプランを提供できているキャリア、格安SIM会社は存在しません。
楽天モバイルの通信エリア・品質については とりあえず置いておきます。
2回線契約の具体例
メイン回線とサブ回線、2回線契約します。
DSDV対応端末で運用します。DSDVについての記事はこちら。
nekozendo.hateblo.jp
メインの回線契約は楽天アンリミットです。
これを、通信量1GB未満で運用します。つまり、通話用SIMとして使います。料金は0円です。
楽天アンリミットで通話を無料にするには、rakuten linkアプリを使用する必要があります。
サブの回線として、通信用のSIMを契約します。
大手キャリアから発表されたahamo、povoなど、2980円で20GBのプラン
または、
日本通信の合理的20GBプランやmineoから発表されたマイピタ20GBなど1980円のプラン
安く抑えるのであれば、
同じくmineoのマイピタ5GB(データSIM)1150円、20GB(データSIM)1750円や、
y.u mobileのシングルプラン5GB1490円、
通信品質を重視しつつ価格を抑えるのであれば
UQモバイルのデータ高速プラン3GB980円など。
つまり、サブ回線の利用料金だけが月額費用となります。
これは、楽天モバイルのエリア内で生活していればそもそもサブ回線は必要ないかも知れませんし、1年後に楽天モバイルの電波状況が好転する、ということであれば1年間限定でいづれかのサブ回線プランを契約すれば良いということです。
y.u mobile(ワイユーモバイル)に関してはこんな記事も書いています。
nekozendo.hateblo.jp
楽天アンリミットの通話と通信品質についての考え方
rakuten linkアプリというのは、050IP電話アプリと同じようなものと考えて良いと思います。
仮に楽天モバイルのエリア外(auローミングエリアを含む)であっても、何らかのWi-Fi環境下、もしくはサブ回線の通信エリア内に居れば、rakuten linkアプリでの通話が可能です。
私の親が、楽天アンリミットをじっさいに使用しており、3G契約のガラケーからかかってきた場合はrakuten linkアプリではなく、直接SIMにというか標準の通話アプリに着信してしまうようなのですが、とりあえずこちらからかける分には手順はあるものの問題はありません。
ですが、仕事などで頻繁に通話を受ける、という場合はおすすめしづらいかもしれません。
かつて、2010〜2015年ごろ、iPhone(スマホ)が出始めのころ、ソフトバンクは繋がりにくいと言われていました。当初はソフトバンクにプラチナバンドが無かったからです。
2012年にその割当を受け、3年ほどの整備を経て、現在ではDocomoとの通信品質に遜色はありません。登山で登るような山の山頂ではDocomoのほうが繋がりやすいでしょうが、そこそこ有名なキャンプ場などでは ソフトバンクも繋がります。
現在でもソフトバンクが繋がりにくいと思っている人は、脳内エリアが2015年あたりでアップデートをやめている可能性があります。
ちなみに池袋のラブホの奥まった部屋ではソフトバンクはおろかドコモも繋がりません。
なので、楽天モバイルも数年を経て、問題のない通信品質になる可能性は高いと思います。その数年間の繋ぎのためのサブ回線です。
サブ回線が自由であること、とは
Docomoで無制限通信・通話する場合は、5Gギガホプレミア6650円にかけ放題をオプション1700円を追加で8350円かかります。
楽天アンリミットであれば、オプションの1700円は0円になり、基本の通信部分も6650円→2980円と半額以下になると考えることができます。
しかし、現状では楽天モバイルの通信品質に問題があるかもしれないので楽天モバイルへ2980円支払う代わりに使用状況にあったサブ回線プランを用意するという考え方です。
サブ回線は特に何か縛りがあるわけではないので選び放題です。
楽天モバイルであれば家族間通話はもちろん、たまたま知り合ったそのへんの人との通話も無料です。
割引金額など問題にならないくらい安くなるので、家族割が不要になります。
苦労してDocomoのシェアパックを組んで、家族割で家族間通話も無料でお得に仕上げたぞ!俺は頑張ったぞ!、パパやったね!ということも、もうやらなくて良いのです。
eSIMの面白そうな部分
楽天アンリミットも、ahamoやpovoなども、eSIMに対応しています。
XS以降のiPhoneなど、eSIM対応機種であれば複数のeSIMを切り替えて運用することができそうです。
eSIMというのは、新しい契約を入れたからといって前のデータが消えてしまうわけではなく、両方契約したままであれば切り替えて使えるようです。
eSIM切り替えの手間はWi-Fiを切り替える手間と同程度だと思われます。
つまり、サブ回線としてahamoを契約した場合は、ずっとahamoのSIMで通信を行い、rakuten linkアプリでの通話もahamoのデータ通信で行えるはずです。
まとめのようなもの
すべての大手キャリアや格安SIM会社のプランが、楽天モバイルのエリアが広がって繋がりやすくなるまでの間に合わせのプランに成り下がり、
今から・数年後からの携帯料金は、無制限通信で通話かけ放題でも8350円も掛かることは無く、2980円で済んでしまう世の中がすぐそこまで来ているのかもしれません。
楽天モバイルでもキャリアメールが用意されるそうです。今さら、とは思いますが、これも乗り換えない気持ちを乗り換えさせる手段のひとつなのでしょうか。
4月から携帯料金プランを変更する必要があり、少し前にこんな事を考えました。
このときは楽天アンリミットを1年間限定で、と思っていたのですが0円で運用可能なプランにアップグレードしてくれるとは、といった感想です。
私はyahooプレミアム料金462円込みで携帯料金を考えているので、楽天アンリミットをメイン回線として0円運用したとしても料金は162円上がります。
さらに、サブ回線としてy.u mobileのシェアプランを考えているので、トータルの支払金額はキャッシュバックを考えても1000円ほどプラスになるでしょうか。
来年の春ごろまではこんな体制で行きたいと思っています。
メイン回線(通話用):楽天アンリミット6 通信量1GBまで0円で運用、かけ放題
サブ回線(通信用):y.u mobileシェアプラン 通信量20GB、SIMもう1枚月額無料、U-NEXT見放題